Web3.0って言葉よく聞くけどなんなの?
いろんな言葉が出てきたから早見表が欲しい!
ネットの時代もどんどん新しくなって、知らない言葉が溢れていますよね。
今回は、Web3.0に関する用語を丁寧に解説していくね!
- Web3.0関連の主要用語
- Web3.0関連の主要用語の詳細説明
- 30歳会社員仮想通貨ブロガー「カット」@lKATlBLOG
- 仮想通貨投資歴2年
- 仮想通貨50万以上運用中
- ビットコイン・イーサリアム積立中
Web3.0関連の主要用語一覧
以下がWeb3.0関連の主な用語です。
- Web3.0
- ブロックチェーン
- メタバース
- 暗号資産(仮想通貨)
- ビットコイン(BTC)
- アルトコイン
- ステーブルコイン
- プライバシーコイン
- 販売所
- 取引所
- MetaMask(メタマスク)
- NFT(ノンファンジブルトークン)
- OpenSea(オープンシー)
- DApps(ダップス)
- ガス代
- DeFi(ディーファイ)
- レンディング
- ステーキング
- DAO(ダオ)
順番に解説します。
多いので読みたい用語のところは、目次からタップして飛んでね!
①Web3.0
Web3.0は簡単に言えば「次世代のインターネット」です!
聞き馴染みはないですが、Web1.0やWeb2.0の時代もありました。
項目 | Web1.0 | Web2.0 | Web3.0 |
年代 | 1994~2004年 | 2005~2021年 | 2022年~ |
主なサービス | WEB検索 HP(ホームページ) 電子メール | SNS サブスク EC(ネット通販) | NFT DeFi DAO |
データの流れ | 一方向 | 双方向 | 分散型 |
デバイス | PC | +スマホ | +VR・AR |
基盤 | Web(HTML) | Web(HTML) | ブロックチェーン |
Web3.0では、企業(Google)などの管理者やプラットフォームがなく、個人でデータを管理する必要が出てきました。
メタマスクなどのウェブウォレットを各々が管理をし、それを接続することでサービスを利用することができるようになります。
②ブロックチェーン
Web3.0にとってとても重要な技術で、中央管理機関を必要としない、信頼できるネットワーク上で情報を安全に管理するために利用されています。
ブロックチェーンとは、あらゆる情報を連続的な「ブロック」に記録し、そのブロックを順番に「チェーン」で結びつけた技術のこと。
ブロックチェーンのおかげで、データの透明性やセキュリティ、分散性が向上し、信頼性の高い取引や情報の記録が可能となっています。
③メタバース
メタバースとは、仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、ブロックチェーン技術などのテクノロジーを組み合わせて構築されたデジタルの仮想世界のことです。
リアルの世界とは異なるデジタル空間で、人がアバター(デジタル空間での自分)として活動し、コミュニケーションや取引などを行うことができます。
メディアやゲーム、エンターテインメント、教育、ビジネスなど、さまざまな分野にも利用されています。
④暗号資産(仮想通貨)
暗号資産(仮想通貨)とは、強力な暗号技術を用いてセキュアに作成・管理されているデジタルの資産や通貨のことです。
デジタルの通貨なので、紙幣や硬貨のような物理的な形態を持ちません。
銀行などの中央管理機関は存在せず、ブロックチェーンを使用して取引が行われます。
代表的な仮想通貨として、ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などがあります。
⑤ビットコイン(BTC)
ビットコインは一番最初に登場した仮想通貨です。
2009年に謎の人物「サトシ・ナカモト」氏が開発したとされています。
大きな特徴の一つとして、ビットコインの供給枚数は最大で2100万枚が上限とされていて、インフレし過ぎがないようにされています。(※現在2023年9月時点で、1930万枚が発行済みとされている。)
2009年に誕生したビットコインの価格は当時は1円以下の金額でしたが、現在(2023年9月)では約380万円と価値が上がっています。
今後ももっともっと価格上昇すると予想されています。
⑥アルトコイン
アルトコインとは、ビットコイン(BTC)以外のすべての仮想通貨を指す用語です。
仮想通貨第2位であるイーサリアム(ETH)もアルトコインの一つで、アルトコインは数百種類あります
仮想通貨市場は多様化しどんどん拡大されています。
アルトコイン一つ一つは、異なる目的やニーズに応えるために存在しています。
ただし、それぞれのアルトコインの特性やリスクなどを理解することも大切です。
⑦ステーブルコイン
ステーブルコインは仮想通貨の一種で、米ドルやユーロなどの通貨と固定された価値を持つように設計されたコインです。
特徴の一つとして、価格の安定性があります。
ビットコインなどの一般的な仮想通貨は、市場の影響で大幅な価格変動が起きる可能性がありますが、ステーブルコインはリアル通貨と同じ価値になっているので、大きな影響は受けません。
なので、安定した安全な取引を行うことができるようになっています。
代表的なステーブルコインとして、USDC(ユーエスディーコイン)やUSDT(テザー)などがあります。
⑧プライバシーコイン
プライバシーコインとは、ユーザーの取引や資金のプライバシーと匿名性を強化することを目的とした仮想通貨の一種です。
取引の金額や送金元・送金先アドレスが外部から見えなくなり、情報が特定されにくく、プライバシーが保護されます。
代表的なプライバシーコインとして、Monero(XMR)やZcash(ZEC)などがあります。
⑨販売所
販売所は、仮想通貨の購入や売却を行うためのオンラインプラットフォームのことで、個人対企業とのやり取りです。
販売所で購入するときは、仮想通貨を販売している企業の値段になっているため、通常の価値よりも上乗せした価格になっています。
この上乗された金利を「スプレッド」といいます。
仮想通貨初心者にとっては、販売所での売買の操作は簡単なのでよく利用されますが、スプレッド分すこし損をしていることを理解しておきましょう!
⑩取引所
取引所は、仮想通貨の購入や売却を行うためのオンラインプラットフォームのことで、個人対個人とのやり取りです。
取引所では、自分が購入したい金額を指定して、価格がその金額になったら購入できる仕組みになっているので、損をすることが少ないです。
ただし、取り扱っている仮想通貨の種類が販売所と比べるととても少ないので、ほしい仮想通貨が見つからない可能性もあります。
⑪MetaMask(メタマスク)
MetaMask(メタマスク)とは、仮想通貨ウォレットの一つで、多くのユーザーが使用しています。
仮想通貨の保管や送金や受取、ほかの仮想通貨へ換金などが簡単にできます。
メタマスクはイーサリアムをはじめとする複数のブロックチェーンで使用できます。(※ビットコインブロックチェーンに対応していないため、ビットコインの取り扱いはできません。)
メタマスクをさまざまなアプリケーション(DApps)と接続することで、NFTマーケットやNFTゲームなどを利用できるようになります。
基本的に仮想通貨を所有している人はみんなMetaMask(メタマスク)の登録はしているので、登録しておきましょう!
⑫NFT(ノンファンジブルトークン)
NFT(ノンファンジブルトークン)とは、非代替可能なデジタルのもの、つまり、世界に一つだけで、他のものに等価交換ができない唯一のもののことです。
NFTは、デジタルアートや音楽、仮想空間の土地などさまざまなコンテンツに関連しています。
NFTを保有することは、そのデジタルコンテンツの所有権を意味し、認証や証明が可能になっています。
所有しているNFTをOpenSeaなどのマーケットプレイスでオークションすることもでき、大きな利益になることもあります。
いろんなNFTがあるので、コレクションとして集めている人もいれば、利益のために投資をしている人もいます。
⑬OpenSea(オープンシー)
OpenSea(オープンシー)とは、NFTを売買するための最大かつ最も人気のあるNFTマーケットプレイスの1つです。
売買のほかにも、自分でNFTを作成したり、管理もできる場所になっています。
近年では、芸能人の方や有名企業もNFTを作って配っていたり販売したりしていますね!
ちなみに、OpenSeaを利用する際はMetaMask(メタマスク)などのウォレット接続が必須となっています。
⑭DApps(ダップス)
DApps(ダップス)は「分散型アプリケーション」の略で、分散型のブロックチェーンネットワーク上で動作するアプリケーションのことです。
DApps(ダップス)の一部として、DeFiやNFTマーケット、NFTゲーム、ステーブルコインなどのサービスがあります。
DApps(ダップス)は中央集権的なアプリケーションに比べて、セキュリティと透明性が高く、ユーザーにコントロールとプライバシーを提供している新しいサービスです。
⑮ガス代
ガス代とは、ブロックチェーンネットワーク上でトランザクション(取引)を処理するための手数料のことです。
ガス代(手数料)はトランザクション(取引)の複雑さや急務度によって変化します。
ガス代を多く払えば短時間で処理が行われ、逆にガス代が少ない場合は長時間での処理になります。
回線の込み具合によって、同じ処理でもガス代が変わったりするので注意が必要です。
イーサリアムネットワークの場合、イーサリアム(ETH)がガス代として扱われます。
⑯DeFi(ディーファイ)
DeFi(分散型ファイナンス)は、従来の金融機関を介さずにブロックチェーン技術を活用した新しい形態の金融システムです。
ユーザーは、今までの○○の銀行口座ではなく、自分しか知らない自己管理型の仮想通貨ウォレットを用いた金融サービスを利用することができます。
ユーザー同士での取引も365日24時間いつでも行うことができます!
DeFiのサービスの一部でとして、「レンディング」や「ステーキング」などの資産運用方法あります。
⑰レンディング
レンディングとは、DeFiサービスの一部で、自分が所有している仮想通貨を第3者に貸して、その利息をもらうことです。
ユーザー同士の貸し借りではなく、専用の取引所などを介してやり取りがされるので安全です。
メリットとして、年利1~5%が見込めるので、通常の銀行にお金を預けているよりも利回りがいいです!
ただし、取引所が倒産したら、貸していた仮想通貨が戻ってこないというデメリットな部分もあるので注意が必要です。
⑱ステーキング
ステーキングとは、DeFiサービスの一部で、ブロックチェーンネットワークでの特定の仮想通貨を預け、ネットワークのセキュリティや運用に貢献し、その期間に応じた報酬をもらう仕組みです。
メリットとして、レンディングと同様、年利1~5%が見込めるので、通常の銀行にお金を預けているよりも利回りがいいです!
デメリットとして、短期的には稼ぎづらく、一定の期間は引き出すこともできない点があるので、長期的に預けて報酬をもらうことに適しています。
ステーブルコイン(USDTやUSDC)などの安定した仮想通貨でステーキングするのがおすすめです!
⑲DAO(ダオ)
DAO(ダオ)とは、分散型の組織やコミュニティを管理し、意思決定を行うための仕組みです。
社長がいて従業員がいるという上下関係がある通常の会社とは違い、
あるプロジェクトでさまざまな人たちが上下関係なく参入し、意見を言ったり共同で進めることができます。
DAO(ダオ)参入者にはそれぞれトークンを与えられ、仮想通貨のような価値が生まれます。
最近では、元ZOZO社長で日本民間人初の宇宙旅行に行かれた、前澤友作さんが「MZDAO」を始められ注目されています!
まとめ|Web3.0を理解しよう!
今回はWeb3.0関連の19個の主要用語を解説しました。
それぞれのワードで本文くらいのポイントを押さえておけばOKです!
実際に仮想通貨を購入してみたり、NFTを見てみたり、DAOに参加してみたり、
Web3.0にちょっとずつでも触れてみたら理解度も増してきます。
これからの時代には必須の知識にはなってくるので、
今早い段階でポイントを押さえておきましょう!